2015年11月11日水曜日

自分史(思いつくまま)~資格取得まで

土地家屋調査士の資格取得を決意はしましたが、すでに家庭のある身でもあり、

収入を得ながら、勉強するのに一番効率がいいと考えたのが、土地家屋調査士の

補助者として働くことでした。

補助者とは、資格者の監督下の元、測量業務の補助、書類作成の補助など、その名の通り、

土地家屋調査士に係わるあらゆる作業のサポートをする仕事になります。

まだ、土地家屋調査士の仕事について、あまり知識の無かった自分にとって、

とても勉強になり、試験に出てくる内容が実務において携わることができ、

大変良いことでしたが、一人で生活する分には収入は問題なかったのですが、

家庭を養っていくには、とても難しく、今でも迷惑をかけていたことを申し訳なく思っています。


補助者となって1年目は、仕事を覚えるのが精一杯で、勉強にはほとんど集中することができず、

初めての土地家屋調査士の試験は、4択問題のほうで、あえなく、足切りの点数しか取れず、

惨敗となってしまいました。


これでは、まずいと思い、2年目は、土地家屋調査士の資格講座となる模擬試験に申込み、

本番を意識した勉強をすることにしましたが、こちらでも仕事との両立が難しく、2回目の

土地家屋調査士の試験も4択問題で、あと僅かでしたが、また、足切りとなり、撃沈でした。


3年目は、収入も安定していない中でしたが、このままでは難しいと思い、土地家屋調査士の

資格講座の本格的な通信教育を申込み、3回目の試験に臨むことになりました。

仕事をしながらの勉強も自分の中では無理だと思い、補助者の仕事を辞める思いでしたが、

雇っていただいていた職場の理解もあり、2か月間の試験休みを頂くことができ、最後の

追い込みをかけることができ、3回目の試験で、なんとかギリギリのラインではありましたが、

やっとの思いで、土地家屋調査士の試験に合格することができました。


細かく書きだすと、話が長くなりすぎるので、簡単にまとめましたが、3回目の試験で、

周りの方々の理解もあり、合格することができ、本当に自分は恵まれた環境に

いれたことに感謝するばかりでした。


ですが、あくまでも土地家屋調査士の資格を得ただけであり、それを仕事として、

成り立たせていくためには、ここから更なく努力が必要になることは言うまでもありません。


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